「みずほアンテナ」に電話調査を行なった結果、ネット上の悪評には「誤情報」も紛れていることが判明。
当初、アンテナ工事費用の安さだけでみずほアンテナに興味を持ちましたが、安さだけではなく、電話対応や費用の透明性、アンテナ工事の品質にも自信を持っていることが電話調査を通して理解できました。
みずほアンテナの
評判や口コミって本当?
電話調査レポートはこちら
これだけ安心材料が揃ったのであれば、みずほアンテナに全部お任せ…と言いたいところですが、疑り深い私は、アンテナ工事が完了するまでの一部始終を自分の目で確かめたくなりました。そこで、改めてみずほアンテナに電話をして、正式にアンテナ工事を依頼。工事の流れをこっそり確認してみることにしたのです。
ちょっと白々しい感じですが、別日に一見の客を装い「みずほアンテナ」に工事依頼の電話をしてみることに。調査時に対応していただいたスタッフさんとは別の方でしたが、すごく丁寧に対応してもらえたので安心しました。アンテナ工事を依頼する際の参考になると思うので、電話でのやり取りを簡単にレポートします。
私「みずほアンテナさんですか?地デジのアンテナに不具合があるみたいで、テレビにノイズが乗るのですが、アンテナを交換してもらえますか?」
みずほアンテナ(以下、み)「はい、みずほアンテナです。今のお話しだけですと、アンテナに原因があるかは判断できないのですが、他の部屋にテレビはございますか?」
私「1階のリビングと2階の寝室にテレビがあるのですが、どちらもノイズが乗ります」
み「そうなりますと、お客様がおっしゃられた通り、アンテナの不具合が原因になっている可能性がありますね。一度お伺いして調査させていただければ、どのような工事が必要になるか詳しくご案内できますが、いかがでしょうか?」
私「確かに一度見てもらった方が良さそうですね。あまり時間が取れないので、調査と工事を同じ日にやっていただきたいのですが、お願いできますか?それと今、使っているBS/CSアンテナを4K・8K対応のものに変更したいです」
み「調査と工事を同日に行うことは、もちろん可能です。交換用のアンテナも持参しますので、もしアンテナの交換工事が必要になれば、その場で交換工事を行います。4K・8K対応のBS/CSアンテナは、アンテナ分配器の交換も必要になります」
私「調査と工事が同時にできるんですね。それは助かります。地デジのアンテナと4K・8K対応のBS/CSアンテナ、アンテナ分配器を交換したとして、どのくらい費用がかかりますか?出張費とかも掛かるのでしょうか?」
み「当社では一部地域を除き出張費はいただいておりません。お客様のお住まい(神奈川県川崎市)であれば、出張費はいただきません。費用に関しましては、『地上デジタルテレビ放送用のアンテナ』『4K・8K対応BS/CSアンテナ』『4K・8K対応分配器』を交換すると60,000円(税抜)、元のアンテナを取り除く撤去費用が10,000円(税抜)になりますので、合計で70,000円(税抜)になります。」
※撤去費用:5,000円/アンテナ1基、上記の場合は地デジとBS/CSアンテナ、2基分の撤去費用です。
このようなやり取りを電話で行い、調査・交換工事の日程を調整して、実際に家まで来てもらうことになりました。上記では省略していますが、アンテナ工事を依頼する場合は下記の情報が必要になるようです。
アンテナ工事の日程は電話で決められますが、時間については前日の夜(20時まで)にみずほアンテナから連絡があり、工事の時間が決定する流れでした。私が依頼したアンテナ調査・交換工事に関しては、スタッフさんの到着が11時から12時の間になるとのこと。任意の時間に工事を指定できないのは不便ですが、ある程度は相談に乗ってもらえるようです。
アンテナの調査・交換工事当日、11時半過ぎに「みずほアンテナ」のスタッフさんが到着。さっそく、屋根の上に設置してあるアンテナの調査を開始してもらいました。
調査は10分ほどで完了し、結果、アンテナの故障だと判明。アンテナの素子(細い棒の部分)に異常はないものの、劣化が進んでいたようで、スタッフさんの見解も交換がおすすめとのことでした。事前に故障だった場合はアンテナ交換工事もお願いしていたので、そのまま地デジと4K・8K対応のBS/CSアンテナを交換してもらうことになりました。
アンテナ交換工事を見学させてもらうべく、スタッフさんに無理を言って、アンテナ工事の一部始終を見学させてもらうことができました。
※アンテナ工事の箇所が屋根の天窓から見学できたので、見学を許可してもらいました。一緒に屋根に上がりたかったのですが、危険なので許可はもらえませんでした(当たり前か)。
まずは既存のアンテナを取り除き、屋根の上をまっさらな状態に。さすがプロ。あっと言う間に撤去が終わりました。今回は丸ごと交換なので、まずは新しいアンテナを固定するための屋根馬(アンテナを屋根上に設置する為の脚)が設置され、次にその屋根馬を屋根に固定するステンレスワイヤーが張られました。この工程で地デジと4K・8K対応のBS/CSアンテナを固定する基礎ができたことになります。
次の工程は、電波を受信できる方向にアンテナを固定する作業です。スタッフさんによれば、アンテナレベルチェッカーという機材を用いて、もっとも受信状態の良い方向や角度を調査し、アンテナを固定するのだそうです。屋根の上で最終調整まで行えるとは驚きです。
屋根上での作業は完了。最後は、既存の分配器を4K・8K対応の分配器に交換する作業です。そもそも既存の分配器がどこにあるのか知らなかったのですが、スタッフさんの調査の結果、バスルームの天井からアクセスできる屋根裏にあることが分かりました。
分配器の交換も終わり、アンテナ交換工事の全工程が完了。残るはテレビが正常に映るかチェックするのみです。アンテナ交換をした場合は、テレビの設定メニューにある「チャンネルスキャン」を改めて実行する必要があるようで、スタッフさんがテレビのリモコンを操作して、チャンネルスキャンを実行。その後、映し出された地デジの映像はノイズが入らないクリアなものでした。
ノイズが入る状態が日常化していたので、こんなにキレイな映るものなんだと感動してしまいました。BS/CSは元々問題ありませんでしたが、こちらも問題なし。4K・8Kの放送は2018年12月からスタートなので、確認できるのはまだ先です(4K対応のテレビを買わねば)。
既存のアンテナ撤去から、最後の映像チェック作業まで、1時間30分ほどで完了。工事内容は想定した内容と同じだった為、電話で聞いていた見積もり金額と同額の70,000円(税別)となりました。
電話対応からアンテナ交換工事が終わるまで、一貫して真摯に対応してもらえたことから、改めてネット上にあったみずほアンテナの評判や口コミには、ウソも混じっていることが分かりました。やはりネットの情報を鵜呑みにするのは危険ですね。
今回の工事を電気量販店で見積もりをしてもらったときは、10万円を超えるものだったので躊躇しましたが、みずほアンテナに工事をお願いして、だいぶ安い費用で工事することができました。大満足の結果です。
昔、実家の親に頼まれて探したアンテナ工事業者が、対応は雑だし費用はどんどん上乗せされるしで最悪でした。あれから数年、今度は自分の家にアンテナを設置することになったので、安心して任せられる業者を探そうと決意。値段の安い「みずほアンテナ」に絞ったものの、ネットで見かけるのは賛否両論の嵐。本当はどっちなのか?真実を確かめるべく電話で調査しました。
さらに実際にアンテナ工事を依頼し、その際の様子をレポートにまとめているのでぜひチェックしてみてください。